掃除が苦手で部屋がいつも汚い!汚部屋から脱出するための心得え
2017.3.29

自分にとっては快適な部屋なのに、誰かを家に招いた時に「ちょっとは掃除した方がいいよ・・・」なんて言われてしまったことはありませんか?
久しぶりに両親が遊びに来て「あんたちゃんと掃除してるの!?」なんて怒られても、別に埃まみれなわけでもなければゴミも捨ててるし、じゃあ何をすればいいの?と思ってしまいますよね。
掃除はやり方をわかっていなければなかなか進まず、目に見えて変化があるわけでもありません。一度、自分の掃除スタイルを見直してみてはいかがでしょうか。
このページの目次
部屋の掃除は、まずは床の状態をよくすること
部屋 を掃除するということは、なにも拭き掃除掃き掃除に限ったことではありません。窓を拭いたり、棚の埃を取り除いたりするのも大事ですが、まずは床に注目してみましょう。
今あなたの部屋はきちんと床が見えていますか?カーペットが敷いてあるのは問題ありませんが、直に床の上に物が置かれていて足の踏み場がなかったりしませんか?
埃っぽい部屋ではなくとも、物が散乱している状態の部屋は決して綺麗な部屋とはいえませんよね。空気が悪くなくても、ごちゃごちゃしていれば「なんか汚いな」と思われてしまいますし、せっかく掃除をしても“きちんとやった感”が自分でもあまり感じられないのではないでしょうか。
まずは床の上にそのまま置いていた本や洋服、CDなど、し まえるものはとにかくしまってみましょう。食べ物なんて袋に入っているとはいえそのまま置いてあるのは論外ですよ。
部屋が綺麗にみえるのは凝った掃除よりも“きちんと感”
よしやるぞ!と意気込んでホームセンターであれこれ買ってくるのもいいですが、毎日そんな気合をいれて掃除をするのは不可能に近いと思います。
平日は遅くまで仕事で家をあけ、ゆっくりできる休日には出かけたり趣味の時間に使いたい。それでは掃除に時間をかけている余裕なんてありませんよね。
床がすっきりと見えるようになったら、次は部屋にきちんと感を持たせましょう。これは収納をちょっと意識してみるということで、例えば本は全部この棚にまとめる、CDはここのコーナー という具合に同じ種類のものを同じ場所にまとめるようにします。
いくら棚に入っているとはいえ、あっちにもこっちにも食器が散らばっていたらあまり良い印象はありませんよね。食器は全部食器棚に入れるはずです。それと同じで、他の物も極力ジャンルごとにまとめておいたほうが見た目がすっきりしますし、探し物もしやすくなります。
掃除の基本は上から下、部屋の高いところから取り組む
これは基本中の基本ですが、意外と気にせずに掃除している人も多いようです。掃除は上から下へと進めていくものですが、これがどういうことかというと、床を掃除した後に高い棚の上を掃除したら、せっかく綺麗にした床の上に埃が落ちてきてしまいますよね。
目についたところから手を付けていきたくなってしまうものですが、まずは高い棚の上やエアコン周りの埃を落として、それから徐々に床へと進んでいきましょう。一日に全部やらなくても、今日はこの高さまでと決めておけばだれずに進めることができるのでおすすめです。
下へどんどん汚れが落ちていくとなれば、床をすっきりさせておくことが大事だというのもわかりますよね。それに部屋に舞っている埃はどの場所であってもそこまで大差はありません。
床や普段歩いている場所は動かして風が吹いたりするから積もらないだけであって、出しっぱなしのものにはエアコン周りの埃と同じだけの埃が積もる可能性があるのです。
どうしても掃除をする気が起きないとき
それでもどうしても掃除をしようという気にならない、やりたいとは思ってるのに行動に移せない。そんな人は掃除をしなければならない状況を作ってしまいましょう。
一番効果的なのは誰かを部屋に招き入れること。これが家族ではあまり効果がないので、できれば友人や恋人が望ましいですね。
人は誰しも周りからよく思われたいという感情を持っていますから、部屋が汚いだらしのない人だと思われたくない、掃除もできないやつだと思われたくないと最低限片付けと掃除はするはずです。そうして部屋に入ってもらったときに、相手の反応によってきちんと片付けられているのかどうかもある程度わかるでしょう。
また気分転換にもなる部屋の模様替えを定期的にしてみるのも1つの手です。初めは大変ですが、1つの家具を動かすだけでも部屋の印象はだいぶ変わりますし、模様替えをするとなるとある程度物を整理しておかないと進みませんよね。
日頃から掃除のしやすい部屋をつくるようにする
部屋の掃除をこまめにするには、掃除のしやすい部屋にしておくことが大切です。掃除のしやすい部屋の特徴といえば、一番は物が少ないこと。
どこかへ出かけると何かしら買ってしまう、買ってから袋も開けずにそのまま放置してしまう、結局一度しか着なかった服がある、そんな経験がある人は本当に必要な物・欲しい物がうまく選択できていない証拠です。
物を買う一方で捨てる量は少ないので、当然数は増え続けていきますよね。買うときはあまりよく考えずに買ってしまうのに、捨てるのは勿体無く感じて躊躇してしまうためです。
物を捨てることが苦手なら、まずは買うときによく考えるようにしましょう。それは本当に必要なものなのか、「欲しい!」と思ってもその場で即決せず、一度家に帰るなりお店から出るなりして考えてみてください。
店員さんの勢いに負けて・・・なんてことにならないように、本気で快適な部屋作りをしたいのであれば自分の意思を強く持ちましょう。