お掃除まにあ

アルカリ電解水を掃除用に使うときの注意!知っておきたい基礎とコツ

2017.5.8

アルカリ電解水は掃除で役に立つ性質を持っています。油汚れに効果があったり消臭に効果があったりします。

また洗濯に使うことができて、油汚れをよく落としてくれますし、除菌効果も期待できます。

しかし、そのように便利なアルカリ電解水は掃除用として使うなら、間違った使い方をすると物をダメしてしまうかもしれません。そんなことにならないように基本的な使い方から注意点までを抑えておきましょう。

掃除用アルカリ電解水の基礎は待つこと

アルカリ電解水は汚れを浮かせて取ることができるものです。しかし急に汚れが浮かぶわけではないので時間が必要になります。

そのため使い方は汚れた場所に吹きかけるだけですが、それから2分くらい待ってください。そうすると汚れが溶けて浮いてくるので後は吹き掃除するだけで綺麗になります。それでもレンジ掃除なら温め30秒をするだけですばやく汚れを落とすことができます。

汚れた箇所にアルカリ電解水を吹きかけるのが難しい小物の場合は、アルカリ電解水で塗らした布で拭き取るようにしてください。それだと待っている時間がないので少し時間がかかるかもしれませんが、普通にこするより綺麗に汚れを落とせるはずです。

ちなみに市販されているアルカリ電解水であれば、スプレータイプと原液タイプの2種類あります。スプレータイプのほうはそのまま使って便利で、原液タイプは濃度が高く洗浄力が高いので、一長一短でしょう。原液タイプを5倍から10倍に薄めるとスプレータイプとほぼ同等になるはずです。

掃除用アルカリ電解水は自作できる!

アルカリ電解水は市販のものを買うのも良いですが自作することができます。

自分でアルカリ電解水を作るのであれば、セスキ炭酸ソーダ、炭酸ソーダ(炭酸塩)のいずれかを用意してください。それらを水に溶かすだけでアルカリ電解水の完成です。

それ以外で、重曹を持っているのなら、それで代用してしまってもかまいません。重曹を使う場合は一つ手を加えましょう。

1カップの水に小さじ1杯の重曹を入れてください。それから鍋で沸騰させましょう。そうするとブクブクと泡が出てくると思いますが、沸騰したら弱火にして5分くらい様子を見てください。泡が止まって、重曹が炭酸ソーダに分解されて、ヌルヌルとした液体ができていると思います。それがアルカリ電解水です。

以上のように自分でアルカリ電解水を作れるわけですが、市販のものよりは効果が薄いと思ってください。自作するメリットは安いということ。さらにアルカリ性が低いので安全だということです。

掃除用アルカリ電解水を使って良い物・悪い物

アルカリ電解水は強いアルカリ性なので、使っても良い場所と使ってはいけない場所を見極めるのがコツです。

それから、ステンレス、ホーロー、プラスチック、壁紙など、それらのようにアルカリ性に強いものにアルカリ電解水を使っていきましょう。

そして重要になるのがアルカリ電解水を使えないものです。

アクリル樹脂、大理石、ウールやシルクやレーヨン、革、木材、金メッキ、アルミや真鍮、フローリングなどコーティングされているもの、ガラス、それらにアルカリ電解水を使わないでください。使ってしまうと変色したり溶けたりコーティングが剥がれてしまったりします。

そのようにアルカリ電解水はすべての金属に使えるわけではありませんし、しかもガラスに使えないのです。ガラスは薬品に強い性質がありますが、アルカリ性には弱く、溶けてしまうので注意してください。

掃除用アルカリ電解水は手荒れに注意

アルカリ電解水はアルカリ性です。油は酸性なので中和して掃除できるというものになります。しかしそれは手の油も取ってしまうということです。そのため素手でアルカリ電解水を扱っていると手荒れを起こしてしまう危険性があります。アルカリ電解水を使う場合はゴム手袋を着用するようにしましょう。

自作したアルカリ電解水であれば、アルカリ性が比較的弱いのですが、それでもゴム手袋をするべきです。市販のものはアルカリ性を高くして洗浄力を高めているので肌荒れの危険性が高く、とにかくアルカリ電解水を使う場合はゴム手袋を着用するようにして心掛けてください。

それから目や口に入ってしまうことも危険です。目や口にアルカリ電解水が入ってしまったら即座に洗い流してください。またそのようなことにならないためにも予めマスクやメガネを着用することをおすすめします。

アルカリ電解水は洗剤!用法を守って使いましょう

市販されているアルカリ電解水を見ると「体に優しく環境にも優しい」と書かれているかもしれません。原材料は水なので確かに環境には優しいかもしれませんが、身体に優しいということはありません。

それでも合成洗剤のにおいがダメという人にとっては良いのかもしれませんが、基本的にはアルカリ電解水は洗剤だと思っておいてください。

市販のアルカリ洗剤はpH11くらいでかなり強いアルカリ性を示します。pH11というのは普通のアルカリ性洗剤と同程度で、普通の洗剤のように素手で扱っていては肌荒れを起こすのが普通です。つまりアルカリ電解水は原料が水だから安全ということではないのです。アルカリ電解水は、水という文字が入っていますが、洗剤だと認識を改めてください。

そんなアルカリ電解水の最大のメリットは自分で作れることだと思います。自分で作れる洗剤は珍しいのではないでしょうか。

そしてあとは使い方次第です。使って良いところや使ってはいけないところを踏まえて、様々な場所を綺麗にしていきましょう。

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