お掃除まにあ

アパートの部屋がカビ臭い…! 赤ちゃんをカビから守る方法とは

2017.5.8

新しい家族を迎える時、赤ちゃんのために色々と環境を整えてあげたいと思うのが親の常。

赤ちゃん用品を買ったり、ベビーベッドを用意したり、机の角に緩衝材を…と準備を進める上で、気になってくるのが、部屋自体の環境です。

そうなると、気になるのが部屋のカビ臭い匂い。特にアパートなどの集合住宅だと、その機密性からカビが生えやすいため、赤ちゃんにどの程度影響があるのか心配になりますよね。

こうした部屋に生えるカビが赤ちゃんに与える影響、そしてそれから赤ちゃんを守るためにどうすべきかを見ていきましょう!

赤ちゃんの病気の原因に? アパートがカビ臭い場合の放置はNG!

ご存知の通り、日本は高温多湿の環境であり、常にカビが生えやすい気候です。

加えて、昔ながらの日本家屋と異なり、建築技術の進歩により、建物自体の気密性が高くなったことの弊害として、部屋に篭った湿気が逃げにくく、更にカビが生えやすくなった、と言っても過言ではありません。

特に、アパート・マンションのような集合住宅の場合、空気の流れが滞るため、ちょっと気を抜くと、部屋の中にカビ臭さが…という状況も、決して珍しくありません。

抵抗力の高い大人であれば、少々のカビ臭さを感じるぐらいでは、「まあ大丈夫だろう」と思ってしまいがち。

ですが、これが赤ちゃんのような、か弱い存在にとっては、時にその健康に大きな影を落とすことになりかねません!

脅しのように聞こえるかもしれませんが、これは決して大げさな話ではありません。

住居に生えるカビは多くありますが、そのカビによっては、アレルギー、喘息、肺炎、そして脳炎などの恐ろしい病気を引き起こすからです!

ですから、赤ちゃんが生まれる前に、カビに対する対策も是非考えておくべきなんです。

アパートがカビ臭い原因は何? 赤ちゃんに害が出る前に見つけ出そう

アパートの部屋がカビ臭い――そんな時は、残念ながら、既に周囲の何処かにカビが生えてしまっている可能性が高いと言えます。

なにしろ、カビ臭さというものは、実はカビが繁殖のために空気中に放出しているカビの胞子の臭いに他ならないからです!

もし、一見室内にカビが見えなくても、その部屋の家具――タンス・本棚などの重く、大きく、動かしづらいものの配置を、長期間変更していないような場合は、その裏にカビが生えている可能性が高くなります。

ここで、室内にカビが生えやすい条件についてみてみましょう。

主に挙げられるのが

  • 水場:浴室、洗面所、キッチンなど
  • 締め切った場所:押入れ、クローゼット、床下収納など
  • 風が通り抜けない場所:窓のない部屋、部屋の隅、家具の後ろ

といった場所です。

そして、条件によってカビが生えやすくなる場所として挙げられるのが

  • 窓の周囲:窓ガラスの結露により湿気が多くなる
  • カーテン:結露の水分がカーテンに移り、そこにカビが生える
  • ペットのトイレの周囲:排尿時の水分が湿気になる
  • エアコン:使用後に発生した結露にカビが生える

こうした場所を重点的に調べてみましょう。

赤ちゃんのために、まずはアパートのカビ臭い匂いを取り除こう

カビ臭さの発生源を無事に発見できたなら、次はこれを除菌していきます。

拭き取り、削り取りが出来る部分であれば簡単ですが、壁紙や木材に生えてしまっているカビの場合はどうすべきでしょうか?

壁に生えたカビ

もし、自分の持ち家であるならば、壁紙などを交換することも可能ですが、賃貸アパート・マンションの場合は、そう簡単にはいきません。

こんな時はまず、”除菌用アルコール”をカビの生えた場所に噴霧し、カビを死滅させます。

噴霧後は自然に乾くまで触らずに放置し(この時、勿論火気厳禁です!)、その後、固く絞った雑巾などで軽く叩くようにしながらカビを取り除きましょう。

ただ、カビから出た色(黒カビならば黒いシミ)はアルコールでは取れません。

重曹を付けたスポンジや、水を含ませたメラミンスポンジで軽く擦るか、壁紙専用のカビ取り剤を使用しましょう。

木材に生えたカビ

同じく使うのは、除菌用アルコールです。

ニスなどが塗られている木材であれば、アルコールが乾いた後に水拭き・乾拭きをすれば、カビの色素も落ちますが、木目がむき出しのものに関しては、中に色が染み込んでしまっている可能性があります。

そんな時は、サンドペーパーで表面を少しずつ削りましょう。

あくまで問題は、カビの胞子を赤ちゃんが吸い込むこと。

景観は悪くとも、カビを死滅させることをまず前提にしましょう。

と、このような掃除をする際の注意点ですが、必ず換気をしながら、マスク・手袋などを身に着けた状態で作業しましょう。

カビの胞子を大量に吸い込むと、いくら抵抗力のある大人と言えど健康に害が出る可能性があるからです。

カビを繁殖させないために、日々どんなことをすべき?

カビを除菌した後に考えたいのが、カビを二度と生やさないようにする、ということですね。

そのポイントを見ていきましょう。

毎日換気をし、日光を取り入れる

クローゼットや押入れを含め、室内全体に風が行き渡り、湿気を逃すよう換気をするのが第一歩であり、一番重要です。

また、カビは日光(紫外線)に弱いもの。日中も赤ちゃんが起きている間はカーテンを開けましょう。

風が部屋全体を通るようにする

構造上、風がどうしても通らない場所にはサーキュレーターなどで風を送るようにしましょう。

背の高い家具を置く時は、背面に風が通る隙間をつくる

本棚などの後ろには、こぶし一つ分ほどの隙間を作り、風の通り道をつくりましょう。

洗濯物の部屋干しはしない

部屋干しの衣類から出る湿気も、カビの原因になります。

外干しに切り替えるか、除湿機を併用するなど、湿気を発生させないようにしましょう。

除湿機を置く

上記のような工夫をした上で、それでも湿気が篭もる部屋ならば、除湿機で湿気を除去しましょう。

エアコンを使った後は「送風」機能を使って中の水分を取り除く

エアコン内の結露も、立派なカビの発生源になります。

季節ごとの掃除は勿論、毎日の使用後には、送風機能で結露した水分を飛ばしましょう。

カビが生えやすい条件を知り、赤ちゃんの健康を守ろう

もし、今現在、引越し先を探しているような状態であるならば、カビの生えやすい環境を先に知っておいて、候補地からそこを除外しておくのも一つの手です。

例えば、すぐ近くに水場――川、池、貯水池があるような場所や、アパートの裏手が山がある、という地域がそれに当たります。

水場が側にあれば、当然湿気は高くなりますし、風が通り抜けないような立地の場合も、湿気がうまく逃がせません。

続いて、建物の状態も要チェックポイントです。

鉄筋構造の建物は、木造の建物よりも湿気を溜め込みます。

加えて部屋が半地下や、塀でぎっちり囲まれた1階だと、やはり風が通り抜けません。

子供が成長した後のこと(幼児の頃は飛んだり跳ねたりと騒音は日常茶飯事!)を考えると、迷惑のかかりにくい部屋を選びたくなりますが、やはりそれでも、風の通りがあるかは確認しましょう。

そして、部屋割も重要です。

建物の北側、日の当たらない場所は、湿気が篭りやすくカビが生えやすい部屋の筆頭ですから、こうした部屋を寝室にする時は、風が通るようにする、家具をあまり置かず、壁との隙間をしっかりつくるなどの方法でカビの増殖を食い止めましょう!

カビの脅威から赤ちゃん、そして家族全員の健康を守るため、出来ることから始めていきましょう。

 - お掃除トリビア