お掃除まにあ

詰まりを起こさないために 自分で出来る家の排水管洗浄とは

2017.5.8

普段、当たり前のように使っているものが使えなくなってしまうと、とても不便ですよね。

そうしたモノや設備は多々ありますが、排水管が詰まってしまった時は、ただ不便なだけでなく、様々な実害を含むために、本当に大変なことになってしまいます!

そうならないように、排水管洗浄を行いたいのですが、普段、目に見えるのは”排水口”までであり、その奥の排水管までは手が届きません。

この、家の排水管。自分で掃除する方法はあるのでしょうか?

家の排水管洗浄、何とか自分でする方法はない?

「最近、何だか水の流れが悪いな…」、「水が流れる時、こんな音がしていたかな」、「排水口から何だか嫌な臭いがする」。

そんな違和感がある時は、まさに家の排水管が詰まりかけている可能性が高い状態だと言えます。

完全に排水管が詰まってしまうと、水の逆流が起きるだけでなく、場合によっては専門家による大掛かりな工事にまで発展してしまう可能性すらあります。

ですから、違和感を感じた時に対処をするか、そうなる以前から、定期的に排水管洗浄を行い、詰まりを起こさないようにしておくのが一番です。

しかし、排水管を掃除しようにも、御存知の通り排水管は折れ曲がっていて、なかなか自分では掃除できず、騙し騙し使った挙句、結局専門家にお願いをすることになる――というケースも、少なくないでしょう。

この排水管洗浄、何とか自分でできる方法はないものでしょうか?

家の排水管洗浄を小まめに行うべき理由とは

まず、排水管が詰まる原因について考えてみましょう。

家の中で排水管が設置されている場所により、その主な原因となるものは異なりますが、通常の使い方で出る汚れに加え、”本来、排水管に流れるべきでないもの”が加わることにより、決定的な詰まりを起こすことが多くあります。

流れるべきでないものの例は、それぞれの場所において以下の通りです。

  • キッチン:食材カス、爪楊枝、大量の油
  • 洗濯機:繊維くず、髪の毛
  • お風呂/洗面所:髪の毛
  • トイレ:水に溶けない紙類

これらに加え、例えば洗剤などの詰め替え用パックのプラスチックフィルムの切れ端など、水の流れを完全に遮るものが流れ、かつ普段から排水管にこびり付いている皮脂や石鹸カスなどの除去できない汚れと組み合わさり、詰まってしまうのです。

ですから、排水管を詰まらせないようにするには、「排水管に流れ込むゴミを出来る限り少なくする」と「排水管洗浄を定期的に行う」、この2点を心がければいいんです。

自分で出来る家の排水管洗浄は、専用洗剤を使うのが一番!

自分で出来る家の排水管洗浄には、やはりパイプクリーナーなどの、排水管洗浄剤を使うのが一番です。

こうした市販のパイプクリーナーは、強いアルカリ性の洗剤であり、排水管の主な汚れの元である、食用油、皮脂といった油の汚れを溶かす性質を持っています。

排水管の中でこのような油汚れと結びつき、こびりついた髪の毛やヘドロ状のカビ・微生物汚れなども溶かす効果があるため、排水管に異変が出始めた時期に使えば、完全に詰まる前に阻止できるんですね。

また市販のパイプクリーナーであれば、一般的に使われている塩ビ製の排水管を痛めることもなく、浄化槽にも影響を与えません。

更に、高圧洗浄機などを購入し、時々、これを使って水圧で汚れを流す方法もあります。

ただ、こうした強力な洗剤や高圧洗浄機であっても、完全に排水管が詰まってしまった時には効果がありません。(水圧の関係で、詰まりの箇所まで薬剤が届かない)

そして、酸性の薬剤との同時使用で人体に大変危険なガスが出る危険性や、食材などの大きな塊、プラスチック、ビニールといったものまでは溶かせないといった点は覚えておきましょう。

日頃の排水管洗浄には、”黄金コンビ”が大活躍!

一度排水管を綺麗にしたら、日頃から、もっと簡単に、安全な排水管洗浄を行いたいものですね。

そんな時に使えるのが、かの黄金コンビ”重曹”と”クエン酸”です!

排水口にまず、粉末状の重曹200gを振りかけます。

その後、クエン酸水(クエン酸を40度程度のお湯200ccに対して小さじ1杯を溶かしたもの)を、振りかけた重曹の上から流し込みます。

こうすると、アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸が化学反応を起こし、ガスが発生します。

このガスが発生する時の発泡力で、排水口及び排水管にこびり付いた汚れを剥がし、かつ、それぞれの薬品の効果で汚れが分解されていきます。

発泡が確認できたら、そのまま1時間程度放置し、最後にブラシで見える汚れを擦りながら、ぬるま湯で十分流しきりましょう。

「ガスの発生って、それ、危険じゃないの?」

と思われるでしょうが、この2つを使った時に出るガスは二酸化炭素です。ですから、人体にも環境にも影響はありません。

勿論、他の薬品を使った場合には、有毒ガスが発生する恐れがあります。混ぜるのは重曹とクエン酸のみにし、特に作業前後1日は他の薬品を使わないようにしましょう。

排水管が完全に詰まる前に、小まめに排水管洗浄をしよう

勿論、重曹とクエン酸を使った掃除も、完全に排水管が詰まってしまった時には効果がありません。

そして、重曹は水に解けたように見えても、実際は食塩のように完全に水に溶けるわけではありませんから、重曹を排水口に流しすぎると、今度は重曹が排水管に詰まることになりかねません。

完全に排水管が詰まってしまった時は、まず、ラバーカップなどで詰まりの除去を試し、それでも詰まりが取れなければ、専門業者に依頼する方法しかありません。

そうなると、状態によっては決して安くない費用がかかることになりますから、やはり小まめに――1ヶ月に1度の頻度で排水管洗浄を行うようにしたいものです。

排水管は普段、当たり前に使っている場所だからこそ、ついついそのメンテナンスを忘れがちになる場所。

しかし、詰まったが最後とも言えます。

詰まらせないために、

  • 小まめにゴミを取り除き、排水管にゴミが流れないようにする
  • 他の箇所の掃除とあわせ、普段からメンテナンスをする

この2つを心がけることが重要ですよ!

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