お掃除まにあ

カビキラー洗濯槽洗剤、あなたの洗濯機に使えるのはどちらか

2017.4.27

洗濯槽は月に一度は掃除すべき、ということは、今や多くの人も知るところでしょう。

しかし、その際に、ちゃんと自宅の洗濯機に見合った薬品を使用していますか?

洗濯槽の掃除といえば、大抵の人が「見えないところのカビを落とすんだから、”カビキラー”でいいよね?」と、成分をしっかり確かめずに使ってしまっているのが現状です。

しかし、このカビキラーでも、2つのタイプがあり、洗濯槽のタイプによっては使えるものと使えないものがあるので注意が必要です!

洗濯槽の汚れを落とすのに使えるのがカビキラーなどの専用洗剤!

まず、洗濯槽の掃除が必要なワケについて、簡単にではありますが、おさらいしてみましょう。

洗濯機は言わずもがな、汚れた衣類を洗う機械です。

投入した衣類に付いた汚れを、一緒に入れた洗剤が溶かし、洗い流してくれるから、衣類は綺麗になります。

…では、この”落ちた汚れ”は何処に行くのでしょう?

勿論、大半の汚れは、使われた水と共に、排水口に流れていきます。

しかし、洗濯槽の内側にも、少しずつではありますが、衣類に付いていた汚れ(汗や皮脂、泥、細かな糸くず)、そして洗剤のカスが溜まっていってしまうんです!

そして、水を使う機械ですから、水気が残ります。

こうなると、もう、そこはカビにとっての天国になってしまうんです。

長く洗濯槽を掃除していない洗濯機では、洗ったはずの衣類に、このカビの自体や、以前の汚れなどが染み付き、決して清潔なものではなくなってしまいます。

選択してしっかり乾かしたのに洗濯物が臭い――そんな時は、こうした汚れが原因であるケースも決して少なくありません。

しかし、洗濯槽の内側なんて、素人が簡単に取り外して掃除できるものではありませんよね。

そうした状況を打破するのに使えるのが、”カビキラー”に代表される、洗濯槽専用洗剤なのです。

自分の洗濯機の洗濯槽、どちらのカビキラーが使える?

しかし、このカビキラーや他の洗濯槽用洗剤、お店の商品棚にあるものを、何も見ずに購入してはいませんか?

実は同じ製品名のカビキラーでも、よくよくパッケージを見てみると”塩素系”と”非塩素系”、2つのタイプがあるんです。

それぞれ、どう違うのでしょうか?

塩素系

”次亜塩素酸ナトリウム”が主成分のアルカリ性の洗剤であり、強い殺菌作用を持つ

洗濯槽の雑菌や汚れを”溶かして除去する”

酸素系

過炭酸ナトリウムが原料であり弱アルカリ性の洗剤

汚れを、洗剤と水が反応することで発生する酸素ガスの泡で、汚れや雑菌を”剥がして除去”する

…と、どちらもアルカリ性の性質を持ってはいますが、作用の仕方に大きな違いがあることが分かります。

どちらがより”殺菌”の面で強力なのか、というと、なにせ、菌や汚れを直接”溶かす”わけですから、塩素系の洗剤のほうが有効です。

じゃあ、とにかく塩素系を選べばいいのか、というと、そうではないのが問題です。

洗濯機によっては、「塩素系の洗濯槽洗剤不可/酸素系を使うように」と書かれている場合があるからです。

どちらのカビキラーが使えるかは、洗濯槽のタイプによる

大抵の洗濯槽は、ステンレス槽、もしくはプラスチック槽、このどちらかで出来ています。

そして、大抵のステンレス槽の洗濯機は、塩素系の洗剤を使わないよう、説明書に明記されています。

これは、塩素系の洗剤によっては、このステンレスをサビさせてしまうことがあるからです。

”洗たく槽カビキラー(塩素系)”で言うなれば、このステンレス槽をサビさせないよう、錆止め剤が配合されているため、大きな害はないでしょう。

しかし、洗濯機で使用を禁じている場合は、素直に酸素系のクリーナーを使うほうが、故障などの心配をする必要もなく安心です。

更に言うと、塩素系の洗剤は、酸素系に較べてアルカリ性が強く、取り扱い時に注意が必要になります。

(洗濯機に洗剤が残ることを気にする声もありますが、ちゃんと示された手順を行えば、そうしたことはまず起こりませんから、ここではその危険性には触れません)

またドラム式の洗濯機の場合も、使っていいクリーナーがどちらか、説明書に明記されていますから、これに従うことをお勧めします。

洗濯槽洗剤を使う頻度は?使っても汚れが出る時はどうすべき?

では、こうした洗濯槽洗剤を使った掃除は、どれぐらいの頻度で行えばいいのでしょうか?

まだ、洗濯後の衣類に、剥がれ落ちたカビのカスがついていない、洗った後に異臭がしない、そんな時には、1ヶ月に1度、若しくは2ヶ月に1度のペースで掃除するといいでしょう。

逆に、洗濯槽洗剤を使ったのに、カビのカスや異臭がする場合は、汚れが酷く、落ちきっていない証拠ですから、再度掃除を行い、その後、1ヶ月〜2ヶ月の頻度で定期的に掃除するといいでしょう。

塩素系・酸素系、どちらも使えるタイプの洗濯槽であるならば、まず酸素系洗剤で大きな汚れを剥がれ落とし、その後、塩素系の洗剤で残った汚れを溶かすという、ダブル使いが出来ます。
(勿論、両方の洗剤を同時に入れる、という意味ではありませんから、ご注意ください!)

また、別の用途の洗剤――例えば、お風呂のカビ取り用洗剤のようなものは、洗濯槽掃除には使えません。

流用するのではなく、必ず洗濯槽掃除に使えるものを選びましょう。

洗濯槽の清潔を保つことが、本当に綺麗な衣類を手に入れる近道

洗濯槽洗剤による定期的な掃除は必須として、そもそも洗濯槽にカビや汚れをつかないような使い方をしたいものですね。

そのための方法について、最後に見てみましょう。

  • 洗濯機を使った後は、蓋を締め切らずに水分を蒸発させやすくする
  • 洗濯機のゴミ取りネットはこまめに掃除する
  • 汚れた衣類は籠などにため、洗濯する時に投入する
  • 洗い終わった衣類は、すぐに取り出して干す

洗濯槽をカビさせないためには、とにかく中を乾燥させることが重要になります。

蓋を開けっ放しなのはみっともない、と感じる人も多いでしょうが、まずは乾燥させるほうが重要です。

機種によっては、洗濯槽を乾かすモードもありますから、こうした機能を使い、カビの繁殖を防ぎましょう。

洗濯機は毎日着る衣類の汚れを取ってくれる、本当にありがたい家電です。

時々はその洗濯機を労るためにも、洗濯槽の掃除をして、洗濯機も、洗濯物も清潔な状態を保ちましょう!

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