お掃除まにあ

お風呂のシャワーホースに生えたカビ 頑固な色素の落とし方

2017.4.27

お風呂に入り、気持ちよくシャワーを浴びていたと思ったら、そのシャワーホースにカビが…!

そんなものを目にした状態では(例えカビが生えているのは外側でも)、シャワーを浴びるのもなんとなくイヤ〜な気分になってしまいます。

お風呂場にカビはつきもの。とは言え、こうしたちょっとした所にも、容赦なく生えるカビ、どうにかしたいものですね。

では、このシャワーホースについたカビ、どのように取ればいいのでしょうか?その方法を見てみましょう。

お風呂場のシャワーホースに、どうしてカビが生えてしまうのか

まず、シャワーホースにカビが生えてしまう理由について見てみましょう。

原因としてまず挙げられるのは、多くの場合、シャワーホースがお風呂場の床に接地してしまっていることです。

大抵、シャワーヘッドのフックというものは、高い場所、低い場所の2箇所上下に備え付けられています。

お風呂から上がる時、シャワーヘッドを上のフックに掛ければ、ホース部分のたるみも少なく、かつ床に接していないため、カビは生えにくいです。

しかし、低い場所に掛けてしまうと、たるみが生じ、床に接することでしょう。

この状態は、常に根を張る場所を探しているカビにとっては願ってもない好環境です。

実際、ホースのカビも、この床の接地面にできているのではないでしょうか?

設置しているため、乾燥するのが遅く、かつ、汚れも同じく流れきらずに留まるのですから、こんな状況が続いていれば、カビが大喜びして繁殖するのも当然のことです。

お風呂のシャワーホースに生えたカビの色は消えない!?

困ったことに、シャワーホースに生えてしまったカビは、気付いた時には落ちにくいほど頑固にこびり付いてしまっています。

これは、カビの生えるシャワーホースの素材は、”PVC樹脂”(塩化ビニル樹脂)という素材で出来ていることに由来します。

あまり知られていませんが、カビは増殖していく最中、酸を作り出して、取り付く部分を少しずつ溶かしながら、その根を張っていきます。

(何度も同じ場所にカビが生えるのは、カビを除去する時、中に入り込んだこうしたカビの根まで除菌できていないからと言っても間違いではありません)

シャワーホースの表面が、このカビの出す酸により傷つけられ、カビに侵食されているのですね。

そして、何より、カビの出す色素というものは、カビそのものではなく”カビの副産物”です。

この色素は、例えカビ自体を退治できても、その部分に残ることがあります。

PVC樹脂も、このカビの色素を留めてしまう=カビの色に染まってしまうため、カビがこびり付いて取れないようにみえるのです。

お風呂のシャワーホースのカビ、軽度のうちなら除去は可能!

ただ、カビの色に染まってしまったシャワーホースも、まだ軽度のうちであれば、この色を取ることは可能です。

使うのは、お風呂用のカビ取り洗剤、またはキッチンハイターなどの除菌力に優れた洗剤です。

まずはじめに、ホースに付いているカビそのものを、カビ取り洗剤をかけた上で、歯ブラシなどで擦って落としましょう。

ここで色素が残っていなければ御の字、そうでない場合には次の方法を試してみましょう。

キッチンペーパーにカビとり洗剤をつけ、取れなかったカビの色素の上に貼り付け、更にその上からラップを巻いて薬剤が長く留まるようにする(湿布法)

または、

カビとり洗剤を洗面器などに注ぎ、カビの色素が残っている部分を浸す

この方法で、徐々にでも色素が薄くなっていけば、やがて色は全て消える可能性が高いです。

ただ、カビ取り洗剤を使う時の注意点して、以下のことは守りましょう。

カビ取り洗剤を使用している時、またその前後すぐに、他の性質を持つ薬品を使わない

多くのカビ取り洗剤は、アルカリ性の性質を持っている”塩素系”の洗剤です。

この洗剤が酸性タイプの洗剤などと混ざると、大変有害なガスが発生します。

絶対に、他の洗剤と一緒に使ってはいけません。

シャワーホースのカビ取りにメラミンスポンジ…はちょっと待った!

上記の方法を試してもなお、シャワーホースについたカビの色素が取れない場合には、薬液の届かない内部のほうにまで、カビの色素が染み込んでしまったことが考えられます。

こうした汚れに対し、よくネット上などで勧められるのが”メラミンスポンジ”を使った方法です。

メラミンスポンジ(”激落ちくん”などに代表される製品)は、頑固な水垢落としなどに使われるスポンジですが、これは、実はスポンジというよりも”研磨剤の塊”であると言ったほうが正しいものです。

ですから、このメラミンスポンジで色素が染み込んだホースを擦るということは、ホース自体を削ってしまっていることに他なりません。

勿論、カビの色素を落とす、という点で見れば十分なことですが、細かな、目に見えないほどの傷が付いたホースは、再びカビが生えやすい(その傷にカビのエサとなる汚れが溜まるため)他、ホース自体の劣化、つまり穴開きにも繋がります。

メラミンスポンジを用いる時には、この問題点をしっかり把握した上で使用しましょう。

シャワーホースにカビが発生しないよう取れる対策は取っておこう

カビさえ除去してしまえば、色素が残っていても問題ない、そう言う場合を除き、他に取れる手段は、ホース自体を交換することです。

ホースそのものは、ホームセンターでもネット通販でも購入できますが、ホースの形状、そしてホースを取り付ける金具やシャワーヘッドの形式に合ったものを選ぶようにしましょう。

こうした形式は、大抵のお風呂のシャワーコックの周辺に記載されていますから、まず取り外す前にそうした記載を調べる、もしないならば出来る限りの情報を持って(シャワーコックの製造会社や、ホース自体など)店員に問い合わせるなどするといいでしょう。

ただ、取り付けは知識のない人には手こずる場合もありますし、専用工具などが必要ですから、全て自分で行おうとせず、専門会社や(賃貸物件ならば)管理会社に問い合わせるのもいいでしょう。

たかがシャワーホースと言え、カビが生えたまま・その色が残ったままというのは、何とも気分のよくないもの。

色素が染み込んでしまう前に、カビを除去し、二度と生えないよう、上のフックに掛けるなどといった対策も取るようにしましょう!

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