お掃除まにあ

キッチンのワークトップのステンレス、効果的な掃除方法とは

2017.4.27

いつも食事を作る場所ですから、キッチンのワークトップ――つまり作業台は、常に清潔な状態を保ちたいものですね。

しかし、いつも使う場所だからこそ、様々な汚れが溜まり、不衛生になりやすい場所である、とも言いかえることが出来るのです。

特にステンレス製のワークトップは、ちょっと気を抜いただけで、すぐに水垢がこびり付いたり、白くくすんでしまったり、時にサビがついて取れない!なんて状態になりかねません。

こんな汚れはどうやって掃除すればいいのでしょうか?

ステンレス製のワークトップ、どうやって掃除すればいい?

ワークトップは現在、様々な種類――大理石、セラミック(陶器)、天然石、タイルなどが存在します。

それでもやはり、ステンレス製のワークトップは、今も昔も一番の主流と言えます。

これは、ステンレスの特性が、まさにキッチンのワークトップとして最適なために他なりません。

耐水性・耐熱性・耐久性、どれを取っても他の素材に引けを取りません。

何より、汚れに強く、掃除のしやすさは群を抜いて高いことも、人気の高さの理由でしょう。

しかし、細かな傷が付きやすい素材であることと、以前はシンプル”すぎる”デザインが多かったので、一時期は人気に陰りが出たこともあるようです。

最も現在では、こうしたデメリットを払拭する加工がなされたものが増えてきたことで、再び人気が再燃しているそうです。

ただ、やはり、どんなに汚れに強いとは言っても、普段の掃除をサボっていると、曇ってきたり、白残りがこびり付いたりと汚れが目立ってしまうもの。

ステンレスのワークトップは、どうすれば簡単に、清潔な状態を保てるのでしょうか?

ステンレスのワークトップの水垢汚れ どう掃除すればいい?

ステンレスのワークトップを汚す一番の原因というと、やはり水垢です。

水垢の主成分は、水道水に含まれるミネラル――カルシウム、マグネシウム、鉄分といったもの。

水滴をそのままにすると、水分だけが蒸発し、こうしたミネラル分が残ってしまいます。

これが、水垢の正体であり、ステンレスを汚す要因なのです。

※この水垢は、時折カルキ(次亜塩素酸カルシウム)と混同されますが、別物です。

こうしたミネラルは、浄水器で除去出来ない(しない)、必ず含まれているものですから、元を断つことは出来ません。

このような水垢を落とすのに最適なのが”クエン酸”です。

まず、小さじ1杯のクエン酸を、ぬるま湯1カップに溶かしきってクエン酸液を作り、スプレーボトルなどに詰め替えます。

更にワークトップの上にキッチンペーパーなどを敷き詰め、その上から、クエン酸液を吹きかけ、2時間ほど放置します。

この時、乾燥させないために更に上からラップを張るのもいいでしょう。

時間が経過したら、貼り付けていたキッチンペーパーで軽く擦った後、十分に水で流し、軽く拭き取ります。

ステンレスのワークトップ、掃除用具で傷つかないよう注意して!

もし、このクエン酸を使った方法でも取れない頑固な水垢は、どうやって除去すればいいのでしょう?

こうした時によく挙げられるのが、”激落ちくん”などに代表されるメラミンスポンジです。

しかし、実は、メラミンスポンジは決してステンレスのワークトップに最適とは言えないものだということをご存知でしょうか?

そもそも、メラミンスポンジは、食器洗いなどに使うスポンジとは形状こそ似ていますが、原理が異なります。

ちょっと乱暴な例えになりますが、これはメラミンという研磨剤をスポンジ状に固めたものであり、自分自身を削りながら汚れをこそげ取るものと言えるのです。

メラミンよりも硬い物質(ガラスや他の金属)であれば傷は付きませんが、先に触れた通り、ステンレスは細かな傷が付きやすい素材です。

ですから、メラミンスポンジを使って水垢をこすり落とすと、ワークトップに傷がつく可能性があることを、覚えておいて下さい。

(同じように、研磨剤の入ったクレンザーなどでステンレスのワークトップを掃除するのも、傷が付く原因となります。)

一度のクエン酸液で綺麗に落ちきらなくても、何度か繰り返して徐々に水垢を落としていくほうが、ずっと清潔です。

ステンレスのワークトップに付いたサビ どうやって落とす?

もう一つ、ステンレスのワークトップに付きやすく、かつ落としにくい汚れは”サビ”です。

ステンレス自体は、とても錆びにくい性質を持っていますが、全く錆びないわけではありません。

特に、細かな傷がついて、表面の加工が落ちているような時には、サビが生じやすいです。

ですから、金属を錆びさせやすい、塩分の高い調味料や、金属を溶かしやすい塩素系洗剤がたれた時には、すぐに十分洗い流し、その後乾いた布で拭き取りましょう。

もし、既にサビが生じてしまった場合には、サビた表面を削る方法を取るしかありません。

それこそ前述のメラミンスポンジを使うか、少量のクレンザーなどをスポンジに取り、ステンレスの目(よく見ると、薄く線がはいっています)の方向にそって、様子を見ながら研磨しましょう。

また、サビで注意したいのは、例えば缶詰などのアルミ缶のサビが、ステンレスに移ってしまう、”もらいサビ”という現象です。

この時もやはり、研磨するしかありませんから、ワークトップのみならず、シンクの中にも缶やスチールウールなど、錆びやすいものを置きっぱなしにしないようにしましょう。

日常的に清潔さを保つための掃除方法は、意外と簡単!

最後に、日々のお手入れ方法について見ていきましょう。

「毎日、ワークトップを使い終わったら汚れと水気を布巾で拭き取り、時々はスポンジに中性洗剤を付けて表面を洗う」。

…と、これだけの掃除で、本来は、ステンレスのワークトップの清潔さを保つことが出来るんです!

水や汚れが残らなければ、ステンレスに汚れが蓄積することはありませんし、繁殖するためのエサとなる汚れが残らなければ、雑菌が繁殖することもありません。

もっと丁寧にするならば、最後にキッチン用の除菌用アルコールをスプレーすれば、雑菌が繁殖することもありません。

ここで最後の注意点です。

キッチン用のブリーチ液ですが、これもステンレスに勿論使用できます。

しかし、ワークトップの表面加工によっては、こうした塩素系漂白剤の使用を禁止しているものがある他、使用について注釈がないものでも、付着したままにすると、腐食する可能性もあります。

しっかり水で流すことを忘れてはいけません!

清潔さを保ったワークトップで料理をするためにも、普段から汚れや水を残さないことを意識してくださいね!

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