お掃除まにあ

コンクリートの黒カビをきれいに除去する方法

2017.4.20

コンクリートの壁や床、そして庭のテラスに黒カビが発生しているのを見つけたら、どうやってそれを除去するかは頭を悩ます問題です。

発生した黒カビを取り除くためには段階を踏んできれいにすることが重要です。黒カビが生えていると非衛生的ですし、美しいテラスの眺めも台無しです。

正しい手順に従って黒カビを寄せ付けないようにしましょう。

コンクリートの黒カビ除去の作業は多少の危険が伴います

黒カビは有毒です。胞子を吸い込んでアレルギー反応が出たり、傷口から侵入して黒色真菌症という怖い病気にかかることもあります。

またカビ落としに使う漂白剤も直接触ると肌が荒れますから、作業をする時には長袖長ズボンをはき、防護眼鏡をかけてとマスクを着けましょう。手を保護するために必ずゴム手袋をはめます。また漂白剤がかかることを想定して、古い服を着ましょう。

作業後に捨てても構わない服を着るのが一番です。漂白剤を使う時は自分を守って下さい。ドアや窓を開けて換気を良くしましょう。もし作業中に気分が悪くなったら、すぐに作業を中断して新鮮な空気を吸うようにして下さい。

カビ落としに必要な道具はバケツ、お湯、中性洗剤、漂白剤、スクラブブラシ、ワイヤーブラシ、スポンジ、掃除機などです。乾湿両用掃除機があると水分を取るのに役に立ちます。

コンクリートの黒カビ除去の前にまずは汚れを落とします

黒カビの除去作業に入る前に、壁やテラスを徹底的にきれいにしなければなりません。掃除機を使ってこびりついた汚れのかたまりなどを取ります。

小型掃除機や羽ぼうきを使ってくぼみや届きにくいところも全部きれいにします。乾湿両用の掃除機を使うのもいいでしょう。コンクリートの表面の汚れ落としには有効です。

ゴミやホコリを取り除いたら、自家製のクリーニング液を作ります。お湯に中性洗剤を混ぜます。その液を空のスプレーボトルに入れ、黒カビが生じたコンクリートに潤沢にスプレーします。そのまま数分間放置した後、毛の固いブラシを使ってごしごしとこすります。こびりついてなかなかとれない汚れがあったら、ワイヤーブラシを使って下さい。

汚れの塊などは全部きれいに落として下さい。そのようなものが少しでも残っていると黒カビを落とす際に邪魔になります。ですからこの作業には十分時間をかけて下さい。コンクリートが十分きれいになったら、自家製のクリーニング液は全てきれいに拭き取って下さい。これで黒カビ落としに進む準備完了です。

コンクリートの黒カビ除去の本作業に入ります

壁や床、テラスのコンクリートの汚れを全部きれいにしたところで、本題の黒カビ落としに取りかかります。最初にきれいなバケツに1カップの漂白剤とお湯4リットルを入れてクリーニング液を作ります。

漂白剤は刺激臭がする上に、手につくと皮膚が荒れますから、取り扱う時には適切に注意することが必要です。マスクや防護眼鏡、ゴム手袋といった防護具を忘れずにつけて下さい。作業する場所の換気には十分注意し、作業の間は適当に途中で休憩を取るようにして下さい。

もし頭がふらふらすると感じたら、すぐに作業している場所から離れて休んで下さい。

自家製のカビ除去液をカビが発生しているところ全体にまきます。そのまま10分から15分程放置し、固いブラシを使って強くカビをこすります。コンクリートに生じた黒カビはとても頑固ですから、かなり力を入れてこすらなければなりません。

よく落ちなければここでもワイヤーブラシを使って下さい。発生している黒カビの量にもよりますが、完全に落とすには数十分から最長数時間かかることもあります。

コンクリートを完全に乾かすのが最後の仕上げです

テラスや壁のコンクリートから黒カビをこすり落としたら、最後もう一度黒カビの除去液をコンクリートにかけて15分から20分そのままにしておき、その後でコンクリートから漂白剤の除去液を水で洗い流します。

しっかり水を掛けて洗い流したら、これで作業はほとんど終わりです。後は新たにきれいになったコンクリートをきれいな布を使って完全に乾かすだけです。

濡れていたり湿っていると、またカビが生えてくる原因になります。この最後の作業は出来る限り徹底的に行って下さい。残った水分を吸い取るには乾湿両用の掃除機を使うと便利です。

コンクリートの壁を乾かした後は部屋の換気と湿度に気をつけましょう。またパイプ類が通っている場合は定期的に漏れがないかチェックしましょう。そうした用心をすることで長く黒カビから壁を守ることができます。

カビが生えないようにするのが大事

湿気は地下からコンクリートを通って登ってきます。防湿バリアが設けてあることもありますが、時間と共にその効果は薄れていきます。通気性あるコンクリートは黒カビが生えやすいところです。湿気が入り込んで乾かす方法がないと、カビの胞子にとって最高の繁殖地になります。生えてしまったカビは完全に除去することが重要です。

1度カビを落としたらもう2度とカビが生えてこないようにしたいものです。部屋の中の湿気を取ることがカビが生えないようにするのに役立ちます。乾燥剤を置くのも1つの手です。乾燥剤にはシリカゲルやクレイ系乾燥剤、塩化カルシウムなどがあります。

シリカゲルはよく食品の袋の中に小さな袋に入っています。これは高価なので部屋の除湿には向かないでしょう。

一番いいのは塩化カルシウムです。高い吸湿能力があります。扇風機と併用するとさらに効果が高まります。バケツに塩化カリウムを入れ、その上で扇風機を回すと空気が循環して効率的に除湿することができます。

 - コンクリートのお掃除