お掃除まにあ

食器を漂白するのは危険?きちんとしたやり方を知っておこう

2017.4.20

使ったあとは必ず洗剤で洗っているのに、気づくと茶色い線がついていたりなんとなく黄ばんでいるように見える食器はありませんか?

頑固な汚れを真っ白にする、といえば漂白が浮かびますが、誤って口に含んでしまったら身体に毒です。扱い方を間違えてしまうと危険ですが、きちんとやり方さえマスターしておけば、食器洗いの強い味方になります。

食器を漂白する際の手順とやり方を確認しよう

コップの内側にぐるっと一周ついてしまっている茶渋や、普段使っている食器の黄ばみ。日頃の洗い方で取りきれていない汚れが積もりに積もった結果です。

きちんと洗っていても汚れているような気がして定期的に漂白をしているという人は多いのではないでしょうか。

基本のやり方ですが、まずは漂白したい食器をいつも通り食器洗い用洗剤で洗います。漂白剤を薄めた桶やボウルの中に入れ、そのまま置いておくだけでOK。

しばらくしてから取り出して、水洗いをするだけで完了です。漂白剤で十分殺菌された後ですが、もし匂いやぬめりが気になるようであれば清潔なスポンジを使って軽く洗い上げてください。

ボロボロに使い古したスポンジには菌や汚れがついていることも多いので、それではせっかくの漂白剤の効果が薄れてしまうのです。定期的な漂白とあわせて、スポンジも交換するように習慣づけるといいですね。

やり方を間違えると危険!?食器を漂白するリスク

殺菌・漂白作用が強いということは、それだけ強力な洗剤だということです。そのため、きちんと注意すべき点がわかっていないと危険なこともあるのです。

漂白剤を使える食器と使えない食器

まず大前提として、漂白しようとしているその食器が漂白剤を使っていいものなのか確認しましょう。

漂白剤には酸素系・塩素系があり、食器によってどちらも使えるものもあればどちらかしか使えないものもあります。間違った組み合わせで使用すれば変色・変形の原因にもなりますから、きちんと食器の素材を把握しておく必要があります。

洗い残しがないか

漂白剤を使いたがらない人は、万が一の洗い残しが気になり体内に入ってしまうのではないかという不安があるのではないでしょうか。小さな子供のいる家庭ならなおさら、ちょっとした掃除に漂白剤を使うのだって抵抗がありますよね。

漂白剤を使用した後は水洗いでいいと前述しましたが、もちろんしっかりとゆすぐことが大前提です。へこみや傷がある食器では、小さな隙間に入り込んだ漂白剤までしっかり洗い流す必要があるので気をつけましょう。

長時間つけすぎによる劣化

素材によっては漂白剤に長時間つけていると急激に劣化する場合があります。長時間つけておけばおくほどいいというわけではないので、汚れが薄くなってきた・浮いてきたと感じたらこすり洗いをしながら様子を見ましょう。

本来のやり方以外にも使える?食器用・衣類用の漂白とは

キッチン用の漂白剤以外にも掃除や衣類用として販売されている漂白剤など、メーカーによって用途別にさまざまな商品があります。それぞれを推奨されるように使った方がいいのは分かりますが、すでに衣料用の漂白剤を持っているのに新たにキッチン用の漂白剤を購入しなければいけないのでしょうか。

まず衣料用の漂白剤というのは、シミ抜きなど漂白効果だけが期待できるもので、洗浄効果はありません。汚れたシャツを漂白剤に漬けて、その後は洗濯洗剤を使って洗いますよね。一方でキッチン用の漂白剤には漂白に加え、洗浄という効果も加わっています。これが界面活性剤とよばれるものです。

しかし漂白剤に洗浄効果があったとしてもその後に洗剤で洗い上げているのであれば、あまり意味はないですよね。そのため衣料用の漂白剤を使用して、その後に洗剤で洗えば特に問題はありません。

また酸素系・塩素系どちらも食器に使用できますが、酸素系は塩素系よりも漂白効果は劣るので汚れの度合いをみて使い分けましょう。

食器の黄ばみ・茶渋の原因になるもの

普段よく使用しているお気に入りのマグカップ、内側をみると茶渋が酷くなってはいませんか?

この茶渋の原因はステインによるものです。一時期歯磨き粉のコマーシャルなどでよく耳にした単語ですが、コーヒーや紅茶、ワインなどを飲むと歯がだんだんとくすんできてしまうのもステインが原因となっています。

歯の黄ばみもただの歯磨きではなかなか取れないのと同じで、マグカップの茶渋も漂白剤を使わないとかなり手強いもの。悪化させないためには飲んだ後はすぐに洗う、中身を長時間入れたままにしない、という対策をするしかありません。

またカレーやミートソースといった料理をのせたお皿も黄ばみがつきやすくなります。食器に傷がついていたり劣化しているとなおさらです。そこから菌が繁殖してしまうこともあるので、定期的に漂白剤で殺菌するかあまりにもすぐ汚れてしまうものに関しては替えどきかもしれません。

汚れがつきにくい食器とつきやすい食器の差

食器にも汚れがつきにくいものとつきやすいものがあります。匂いも強烈だしそんなしょっちゅう漂白なんかできない!という人は食器選びから見直してみるのも1つの手です。

まずどの家庭にもある陶器と磁気ですが、陶器は吸水性があるために磁気よりも汚れがつきやく手入れに手間がかかるといえます。洗剤に長時間つけておくのも、汚れとともに洗剤を吸い込み嫌な臭いの原因ともなりえます。

また陶器と磁器は強度が異なるため、重ねて保管しておくと傷つきやすくなってしまうので、それぞれに分けて保管しておいた方が良さそうですね。

プラスチック製の食器ではメラミン製の人気が高く、安価で丈夫なので会社の食堂や学校給食などにも使用されています。丈夫ということは比較的汚れもつきにくいのですが、もし気になる黄ばみがついてしまったとしても塩素系漂白剤は使用できないので注意してください。

それぞれにメリットとデメリットの両面があるので、各家庭にあった素材を一度考えてみてはいかがでしょうか。

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