お掃除まにあ

アルミサッシの掃除、してますか? サボるとサビの原因に!

2017.4.19

あなたの家の窓枠――つまりサッシ、最後に掃除したのはいつでしょうか?

部屋や窓自体の掃除は頻繁にしても、ついこのサッシの掃除は忘れがち、そんな人もいるかもしれません。

しかし、特に冬場などに結露しがちな窓の場合、このサッシも頻繁に掃除しなければ、いつしかサビやカビが発生してしまいます!

ただ、アルミで出来たアルミサッシの場合、使う洗剤にも注意が必要です。

サッシを掃除する方法、そして注意点などを見ていきましょう。

多くの住宅で使われているアルミサッシ 掃除しないとサビる!?

あなたのご家庭の窓に使われているサッシは、どんな材質で出来ているでしょうか?

多くの場合、このサッシにはアルミニウムが使われています。

これは、アルミニウムが丈夫で、かつ軽いことが特徴の金属だからです。

(ただ最近は、同じくアルミニウムの特徴である熱伝導性の高さ=断熱効果が低い点から、樹脂製のサッシを使うご家庭も増えてきました)

ただ、アルミニウムはそのままの状態では、非常に錆びやすい金属です。

そのため、日常目にするアルミ製品のほとんどは、表面に”アルマイト加工”と呼ばれる、腐食(サビ)させないための加工が施されています。

これがあるから、サッシを始めとしたアルミ製品が錆びることは少ないんですね。

が、このアルマイト加工が何らかの原因で剥がれてしまうと、そこからサビてしまうことになります。

錆びたアルミニウムは強度にも問題が出てきますし、何よりもまず、見た目がよくありません。

ですから、普段からサビさせないよう、手入れを行う必要があるんです。

サビ止めされているアルミサッシ、掃除をしないと何故サビる?

アルミサッシが錆びる原因として、一番に挙げられるのが、埃などの汚れにより、アルマイト加工が溶けてしまうことにあります。

「埃なんかが金属を?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょうが、埃に含まれる様々な物質が、アルマイト加工に科学的に作用して、本体のアルミニウムから剥がしてしまうことがあるんです。

更には、目に見える埃を取っていても、冬場に生じる結露と、そこに根を張るカビなどの微生物が、このアルマイト加工を剥がし、サッシのサビを招くこともあります。

続いて挙げられるのが、摩擦などによるアルマイトの摩耗です。

網戸などがレールから外れ、それで窓ガラスのサッシを擦ってしまった経験は、どなたにもあることでしょう。

アルマイト加工は、こうした摩擦にも強いものですが、それにも限度があり、強く、深く擦ってしまった時には、簡単に削れてしまいます。

こうした傷からアルミサッシがサビてしまうことも少なくありません。

また、経年劣化や、窓掃除にアルマイト加工を溶かすような洗剤を使ってしまった場合も、サビの原因として数えられます。

サビさせないために、アルミサッシはどう掃除すべき?

では、アルミサッシを含む、サッシの掃除方法について、どんな手順で行えばいいのかを見ていきましょう。

乾いたモップなどで、サッシの表面についた埃やゴミを取り除く

いきなり濡れた雑巾などで拭くと、表面をそのゴミが削ってしまうことがあるからです。

固く絞った雑巾でサッシの表面を拭く

水分を残さないよう、固く絞った雑巾を使って、汚れを落としましょう。

鍵の周辺や窓枠が重なって掃除しにくい場合は、割り箸などに布を巻きつけて、汚れを拭き取りましょう。

雑巾だけで取れない汚れがある場合は、水を使って流し、それでも取れない時は中性洗剤を付けて優しくこすり洗いする

特に外側には、細かな泥汚れなどがついている時があります。そんな時は、ペットボトルなどに水をいれ、その水で洗い流しましょう。

水流で流れない汚れは、強く擦っては、やはり傷の原因となります。歯ブラシなどを使うとしても、優しく洗いましょう。

汚れが取れたら、洗剤残りがないように、再びサッシの表面を雑巾で拭い、水気を切りましょう。

エコ洗剤の”クエン酸” 実はアルミサッシにとって大敵!

ここで注意したいのは、近年、エコな洗剤として一般のご家庭でも広く使われるようになった”クエン酸”についてです。

クエン酸を溶かした水は酸性であり、この溶液は、窓ガラスについたアルカリ性の汚れ――特に水垢に非常によく作用し、落としてくれる性質を持っています。

しかし、確かに、クエン酸の洗浄力は強いですが、アルミサッシに対しては大敵だと思って間違いありません。

アルマイト加工はおろか、その下のアルミニウムさえ溶かしてしまうことがあるからです。

窓掃除にクエン酸溶液を使う時には、スプレーにせず、布に染み込ませて使う等、サッシには付かないよう十分注意するか、十分に水洗いをし、サッシやレール上にも残らないようにする必要が出てきます。

(むしろ、こうした準備や後処理の面倒さを考えれば、アルミサッシの窓ガラスにはクエン酸の使用は控えたほうがいいかもしれませんね)

サッシをサビさせないよう、日頃から小まめに手入れしよう

アルミニウムのサビというものは、鉄のような赤錆と違い、一見、それと分かりません。

ただ、表面が、何か白い粉を吹いたような状態だったり、色がくすんでしまっていれば、それはサビている状態だと言えます。

こうなってしまったアルミサッシに対しては、まず、汚れと浮いたサビを除去した後、専用の保護剤を塗布することで、それ以上の腐食を食い止め、見た目の劣化を避けることは可能です。

しかし、こうした専用の保護剤は色付きのサッシには使うことは出来ても、色の補色までは不可能ですし、再度そこからサビが生じる可能性が高いため、やはり、最初からサビさせないように掃除をすることが一番だと言えます。

季節によっては、窓掃除よりもむしろ頻繁に、アルミサッシの掃除をする、水分が残らないようこまめに結露を拭き取るなど、お手入れをすることが何より重要になってきます。

ガラスだけではなく、是非、サッシに対しても注意を払い、サビさせないよう注意しましょう。

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