お掃除まにあ

風呂の床の黒ずみが頑固で取れない?掃除方法、間違えてるかも!

2017.4.17

いつも掃除をしている筈なのに、いつの間にか汚れているもの――そうしたものはいくつもありますが、あなたの家のお風呂の床も、その中の代表ではないですか?

お風呂場の床の汚れの原因はいくつもありますが、中でも黒ずみというものは、気付いた時には頑固な汚れとなっていて、落とすのも一苦労です。

このお風呂の床の黒ずみを、簡単に落とす方法はないものでしょうか?そして、この黒ずみが付かないようにするにはどうすればいいのでしょうか?

お風呂の床の黒ずみの原因、それは体から出る皮脂が主成分だった!

お風呂場の汚れの元は様々ですが、こと床の黒ずみに関しては、その汚れの原因の多くは、体から出る皮脂です。

本来であれば、お風呂で体を洗った際の汚れというものは、水や石鹸の泡と共に流れていくものです。

しかし、皮脂はベタベタした汚れで、すぐに他の場所にひっついてしまう性質を持っているため、床に留まってしまうのです。

しかも、お風呂場の床って、とても水はけがいい素材が使われています。

この水はけのいい床材が、水”だけ”を流してしまい、余計に汚れがその場に留まってしまうことが多いのです。

特に、ザラザラしている滑り止めを兼ねた細かな突起のあるタイプ、タイルなどの目地があるタイプなど、こびりつく要素があればあるほど、その部分に汚れが取り付きます。

加えて、水垢や、水に含まれるカルシウムやマグネシウムが石鹸の成分と化学反応を起こして出来る”金属石鹸”(俗に言う石鹸カス)が、皮脂汚れを覆うように吸着してしまうため、落ちにくい汚れになってしまうんですね。

お風呂の床の黒ずみが落ちないのは洗剤が適していないからかも

あなたの家では普段、お風呂の掃除にどんな洗剤を使っているでしょうか?

浴室全体を綺麗にできる、総合洗剤を使っている人が多数でしょうが、これでは、こびりついた床の黒ずみを落とすには不十分です。

また、お風呂の黒ずみ=カビと勘違いし、カビ取り用洗剤を使うでしょうが、こうした洗剤でも、黒ずみには効きません!

何故なら、黒ずみの大本である皮脂汚れは”酸性”の汚れであり、カビ取り用洗剤もまた”酸性”の洗剤だからです。

酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤をと、逆の性質を使わなければ、落とし切ることは出来ません。

何だか話が理科・化学の話になって、苦手意識が出て来る方もいるでしょう。

しかし、実は、お風呂に関わらず、掃除の時に、汚れに強い洗剤を使うことは、とても大切なことです。

正直、汚れを落とすことができない洗剤を使って、汗をかきつつゴシゴシと擦り、結局ほとんど汚れが落ちない――そんな時間は無駄ですよね?

その汚れが”酸性”なのか”アルカリ性”なのか、そして使いべき洗剤は何かを把握するだけで、掃除にかかる時間も手間も、大幅に削減することができ、無駄な時間も労力も使う必要がなくなるんです!

お風呂の床の黒ずみには、アルカリ性の油汚れ用洗剤を使おう!

では、お風呂場の床の汚れの性質は何なのか――というと、これは”酸性”の汚れです。多くのカビ取り洗剤が酸性ですから、汚れが落ちないのも当然と言えます。

そこで使えるのが、アルカリ性の”油汚れを落とす”洗剤です!

しかし、新たにお風呂用のアルカリ性洗剤を購入する必要はありません。

実は、こうしたアルカリ性の、油汚れに効果を発揮する洗剤は、既にあなたの家にもある可能性が非常に高いからです。

例えばキッチンにある「マジックリン」や「レンジまわりのルック」といった洗剤、そして万能洗剤の「重曹」が、油汚れに強い、アルカリ性の性質を持つ洗剤(※)だからです。

※注意点

アルカリ性の洗剤は、アルミ製品を腐食させる性質があり、また風呂場の様々な部品で使われている素材によっては、アルカリ性の洗剤を使ってはいけないものがあります。(大理石など)

ですから、自分の家のお風呂の床に合った洗剤を選ばなければいけません。

また有毒ガスが発生する可能性があるため、他の性質の洗剤とも、併用して使うことは出来るだけ避けましょう(重曹+クエン酸は発生するのが二酸化炭素であるため、例外と言えます)

お風呂の床の大掃除、どんな手順で行えばいい?

では、お風呂場の床の掃除の手順を見ていきましょう。

身支度を整える

洗剤が跳ねて汚れても問題ない衣類、マスク、手袋、眼鏡(ゴーグル)を着用しましょう。

少し熱めのお湯で床を濡らす

汚れが落ちやすくなるよう、床をお湯(50〜60度)で十分濡らします。

熱湯は、床材そのものや配管を痛める可能性があるため、使用しないでください。

汚れが目立つ場所に洗剤を満遍なく塗りつけ、その上をキッチンペーパーなどで覆う

落としたい汚れにしっかりと密着し、また洗剤により皮脂が十分溶けるまで蒸発しないよう、キッチンペーパーやラップ、ガーゼなどの布で覆います。

30分ほど置いた後、こすり洗いをする

スポンジやブラシなど、床材に適した道具を使い、丁寧に黒ずみのあった部分をこすり洗いをしましょう。

黒ずみの上に水垢がついているような時には、メラミンスポンジを使う、タイルなどの目地には、使い古した歯ブラシを使うといいでしょう。

洗剤を洗い流したら水気をしっかり切り、乾かす

もし汚れが落ちきっていない時は、同じ工程を繰り返し、少しずつ除去していきましょう。

目の細かいサンドペーパーで擦り落とすこともできますが…この方法では、周囲の床に別の細かな傷をつけることになります。

お風呂の床の汚れは、溜まる前に日々の小まめな掃除で撃退を

一度大掃除をして、綺麗な床を取り戻したら――今度はその綺麗な状態を維持したいものですね。

では、どんなことをすれば、いつでも綺麗な床になるのでしょうか?

答えは簡単。お風呂を使う度に、しっかりと床の汚れを洗い流せばいいだけです!

皮脂汚れも、石鹸カスも水垢も、汚れがこびりつく→水が乾く→更に汚れがこびりつく、といった過程を経て、黒ずみになります。

ですが、最初にこびりつく前であれば、一般的なお風呂用中性洗剤で流し切ることができます。

お風呂場全体をシャワーで流し、湯船と床を洗い、残った水気を水切りなどで切り、最後にしっかり換気をする。

こうすることで、床の黒ずみだけでなく、黒カビやその他の汚れの発生・蓄積も防止できます。

勿論、家族で住んでいる人が、それぞれ入浴後に掃除をするのは非効率的です。

なので、一番最後にお風呂に入った人が、その日のうちに軽く掃除をする習慣を取り入れられたら一番です。

が、そうした役目になるのは、仕事で疲れて帰ってきたお父さん、というケースがほとんどでしょう。

そんな時は、普段は最低限の掃除だけをし、週末など、まとまって時間が取れる時に、時間をかけて掃除をするのもいいでしょう。

使う人全員が気持ちよくお風呂を使えるよう、汚れをためないようにしたいですね。

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