お掃除まにあ

風呂釜の掃除、してますか? 本当に綺麗なお風呂を目指そう!

2017.4.17

お風呂場には、掃除する箇所が沢山あります。

浴槽、床、壁、扉にそのレール、鏡にカランの金属部、そして排水口…と、考えただけで気が重くなりますが、こうした場所が綺麗になると、気持ちよくお風呂の時間を楽しめますね!

が、ちょっと待った!

肝心な場所の掃除を忘れてはいませんか?

いくら外見が綺麗になっても、お風呂で使うお湯を沸かす”風呂釜”が汚いままでは、お風呂場どころか、綺麗に洗った体にすら雑菌が付くことになってしまいます!

そもそも風呂釜って?どうして掃除が必要なの?

そもそも、風呂釜とはどんな機械なのか、ご存知でしょうか?

これを簡単に表すと”追い焚きをする機能のある給湯器”のことを指します。

単に、沸かしたお湯を出す機械――給湯器と違い、浴槽に溜めた水を配管から本体に引き入れ、それを温めて、再度浴槽に戻す。この機能をもった機械が風呂釜と呼ばれている、と考えて間違いはありません。

(ですから、追い焚き機能のないお風呂には、風呂釜はなく給湯器、と考えて間違いありません。)

風呂釜には、”強制循環タイプ”の一つ穴のものと”自然循環型”の上下2つの穴が開いているタイプに分かれます。

強制循環タイプは新しい風呂釜に多く、ポンプで水を強制的に循環させて沸かすもので、大して自然循環型は「温かいものは上に、冷たいものは下に流れる」自然法則を使い、水を循環させて沸かすもので、内部の配管の長さや向き、機材などが異なります。

何故、この風呂釜の掃除が必要と言われるのかというと、”浴槽に溜まった水を吸い込む”仕組みに理由があります。

風呂釜の掃除を怠ると、お湯が汚くなるばかりか健康にも問題が!

浴槽に入る前に、どんなに綺麗に体を洗っていても、人の体は常に皮脂が染み出しています。

これが浴槽のお湯に溶け、これを栄養として大腸菌をはじめとする細菌や微生物が増殖し、お湯が汚れていきます。

風呂釜の配管は、この汚れたお湯を吸い込むのですから、汚れが蓄積しやすい場所になっているのです。

いくら浴槽を掃除しても、風呂釜を使って追い焚きをする/給湯をすれば、この汚れが溶け出したお湯を溜めることになります。

そしてお風呂を使う頻度が高ければ高いほど、汚れは溜まっていきます。

更に、大腸菌などの微生物にとって、お風呂のお湯の温度というものは、一番繁殖に適した温度ですから、どんどん増殖していくことになります。

風呂釜の掃除を怠ると、

○浴槽のお湯が臭う

○溜めたお湯が濁る

○浴槽にぬめりが付く

○お湯の中に白〜黒の湯垢が浮く(黒いほど汚れている証拠)

――といった変化が出てきます。

加えて、増殖した菌により、体調が悪くなる可能性も高まります。

以上のことから見ても、風呂釜の汚れも掃除しなければ意味がないんです!

「じゃあ、追い焚きを使わなければ大丈夫では?」と考えるかもしれませんが、配管と浴槽を仕切る蓋があるわけではありません。

浴槽の水が配管側に少量でも入り込めば、そこから菌は増殖していくからです。

専用洗剤もいいけれど○○は風呂釜掃除以外にも使える強い味方!

しかし、風呂釜の掃除といっても、分解して洗うわけにもいきませんし、ブラシを通して洗うことも出来ませんね。

しかし安心してください、そこで登場するのが、”風呂釜用洗浄剤”です。

各社から販売されている風呂釜用洗浄剤は、多くの場合、一つ穴用/2つ穴用と、風呂釜のタイプに合わせて選べるようになっています。

これは、先に触れた通り、ポンプ式か自然循環かで配管の状態が異なるからです。

各商品の使用方法は、それほど大きな違いはありませんが、まず風呂釜掃除の初心者でしたら、こうしたものを説明書通りに使うといいでしょう。

また、このような市販の専用洗剤の他にも”酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)”を使って掃除することも可能です。

酸素系漂白剤は、風呂釜掃除以外にも、衣類の漂白・殺菌や、食器の漂白、更には洗濯機の洗浄などにも利用でき、かつ、手肌にも自然にも優しい漂白剤です。

(実際、市販の風呂釜用洗浄剤も、こうした酸素系漂白剤をベースにしたものが多くあります)

風呂釜以外にも使えるものですから、是非、試してみるのもいいでしょう。

ただ、24時間循環タイプのお風呂や、大理石や木材の浴槽には使えませんから注意してくださいね。

酸素系漂白剤を使った風呂釜掃除、一体どうやればいいの?

まず、一つ穴タイプの風呂釜の、酸素系漂白剤を使った掃除方法を見てみましょう。

1.風呂釜の配管5cmほど上になるよう、お湯または残り湯を張る

この時、お湯は40度程度にする

2.その中に酸素系漂白剤を投入する

長期間掃除していなかった時は250g、1ヶ月毎に掃除している時は100gを目安に

3.追い焚き運転を10分程度行う

この時、浴槽の中に一緒に掃除したい小物(手桶、洗面器、子供のおもちゃなど)を入れると一緒に掃除できる

また、蓋をしておくと、お湯の温度が下がらないため効果が上がる

4.2〜3時間、そのままつけ置きし、その後、再び5分ほど追い焚き運転をする

5.風呂釜の給水口にホースやシャワーを当て、勢い良く水を当てて内部を洗浄する

6.同時につけ置きしていたものがある時は、それもスポンジなどで水洗いする

2つ穴タイプの風呂釜の掃除手順は以下の通りです。

1.下の穴を雑巾などで水漏れしないようしっかり塞ぐ

2.酸素系漂白剤を50g、上の穴から風呂釜に入れる

3.50度程度のお湯を上の穴から溢れない程度に注ぎ、2〜3時間放置する

4.下の穴の栓を取り、ホースなどで風呂釜内部を十分すすぐ

風呂釜も掃除して、本当に気持ちのいいバスタイムを楽しもう!

風呂釜の掃除は、基本的に1ヶ月に1度行うといいでしょう。

ただ、長期間掃除をしていなかった時や、汚れが取り切れていないような時は、間隔を短めにして行うといいでしょう。

何度やっても汚れが取り切れない時には、何かしらの問題が風呂釜に起きていることも考えられますから、専門業者に頼むのもいいでしょう。

特に集合住宅の場合、水漏れなどが起きると、階下の住居にも被害が出ますから、早めに管理業者を含めて相談することをおすすめします。

時に、お風呂の残り湯は何回使うか、といった話題も見かけますが、たとえ追い焚き機能があるお風呂でも、菌の繁殖などを考えると、実際は1日に1回は張り替えたほうがいい、という話もあります。

また風呂釜の汚れを最小限にするためにも、やはりお風呂のお湯は1日1回で取り替え、かつ最後の人が入り終わった後には水を抜いてしまうことも、綺麗な状態を保つポイントになります。

いくら綺麗なお風呂でも、お湯が汚ければ意味がありません。

是非、風呂釜の状態も綺麗に保ち、本当に気持ちのいいバスタイムを楽しみましょう!

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