お掃除まにあ

黒ずみ・ピンクぬめりに白いカス お風呂の床掃除方法を見直そう!

2017.4.12

いつも綺麗に掃除しているつもりだったのに、お風呂場の床が黒ずんでいる・ピンク色のカビが生えている・こびりついた石鹸カスが取れない――そんな悩みを抱えていませんか?

お風呂場は、その目的からも分かる通り、常に湿っている場所、かつ、体から出た汚れが溜まってしまう場所です。

そうした汚れに対応する床掃除を行っていなければ、綺麗にしていても、いつの間にか汚れが溜まってしまうのも致し方ないことだと言えます。

是非この機会に、お風呂場の床掃除の方法、見直してみませんか?

お風呂場の床掃除をしていても汚れが取れないなら、その掃除は見直すべき!

お風呂場の床の主な汚れは、一体何なのかから、考えていきましょう。

それは、大きく分けて2つあります。

一つが、”水垢・石鹸カスの汚れ”、そしてもう一つが、”皮脂やカビ・微生物の汚れ”です。

もっと言うならば水垢・石鹸カスの汚れは”アルカリ性の汚れ”であり、対して皮脂やカビ等の汚れは”酸性の汚れ”です。

何故、ここで酸性・アルカリ性という言葉が出るのかというと、どんな場所の掃除でも、実は、”汚れに対して有効な性質の洗剤を使わなければ汚れは落ちない”からに他なりません。

つまり、いつも床掃除もしっかり行っているハズのお風呂場の床が汚れてしまっているのは、汚れに対応する洗剤を使っていないから掃除の効果が出ていない、と言えるのです。

そして、お風呂場の汚れというものは、他の箇所よりも頑固にこびりつきやすい性質を持っています。

落としきれない汚れの上に、更に汚れが吸着――という工程が、毎日、そしてお風呂を使う度に起こるのですから、汚れてしまいがちなのも当然なんですね。

お風呂場の床掃除をするなら、水垢・石鹸カス落としから始めるべし!

お風呂場の床掃除をする時、まず最初に行いたいのが、水垢・石鹸カスの掃除です。

水垢や石鹸カスは、水と石鹸を両方使うお風呂場において、さまざまな汚れの元になるばかりか、汚れを包み込んでしまう(カバーしてしまう)ためです。

ですから、まずこの汚れから落としてしまうのが効率的、かつ効果的だと言えます。

水垢や石鹸カスは、アルカリ性の汚れです。

ですから、酸性の洗剤が使えるわけですが、強い洗剤を用意するより、人にも環境にも優しい”クエン酸”を使うことをおすすめします!

もし万が一、洗剤の洗い残しが残っていたとしても、クエン酸であれば、肌に付着してもさほど影響はありません(敏感肌の人でも少しピリピリする程度でしょう)。

現在は、ドラッグストアやホームセンターでも、簡単に手に入る掃除用のクエン酸、これを”ぬるま湯1Lに対しクエン酸を小さじ10杯”(通常の掃除でつかう倍の濃度)で薄め、クエン酸水を作ります。

このクエン酸水を、いらなくなったタオル等に滴る程度まで十分染み込ませ、お風呂の床全体に敷き詰めましょう。

その上から蒸発を防ぐため、濡らした新聞紙などをかぶせ、1時間程度放置します。

その後、タオルなどを除去した後、スポンジなどで床を優しく洗い、水でしっかり流しましょう。

お風呂の床に繁殖するカビや微生物 落とすには”アレ”が有効!

続いて、皮脂、カビ、微生物といった、酸性の汚れによる床の汚れの対処法を見ていきましょう!

お風呂で体を洗う時、そして湯船に浸かる時、人の体から必ず皮脂が流れ落ちていきます。

この皮脂は、粘着力を持っているため、凹凸のある床材、ザラザラしたタイルの目地にこびりつきます。

そのこびりついた皮脂を栄養に、カビや微生物が繁殖し、汚れとなるのですね。

カビや微生物にも種類があり、ポツポツとできる黒カビ、そしてピンク色のぬるぬるした赤カビ(実は酵母菌の一種の”ロドトルラ”と呼ばれるもの)を殺菌するだけでなく、エサとなっている皮脂をも取り除く必要があります。

そこで使いたいのが、”重曹”です。

まず、床の表面を、重曹水(ぬるま湯200ccに対して重曹小さじ1杯)でスプレーしながら、表面をスポンジなどで洗います。

これで落ちればいいのですが、目地などに溜まった黒ずみは、なかなか落ちてくれません。

そんな時は、重曹を水に含ませた歯ブラシなどで取り、汚れの酷い部分を軽く擦りましょう。

粉末状の重曹が研磨剤の役割をするため、こびりついた汚れも落ちやすくなります。

それでも取れない汚れには、一体どうやって立ち向かえばいいの…?

もし、この方法でもなかなか汚れが落ちない時は、何度か同じ工程を繰り返すか、クエン酸と重曹、両方を一緒に使うことも有効です。

まず、床全体に通常濃度のクエン酸水(この場合は、水1Lに対してクエン酸は小さじ5)を全体にスプレー容器などで吹きかけます。

続いて、その上から、粉末のままの重曹をふりかけましょう。

クエン酸と重曹が化学反応を起こし、泡がシュワシュワと立ってきますが、この時発生するガスは二酸化炭素であり、生物にとって無害ですから心配いりません。

この状態で、柔らかい掃除用ブラシか、歯ブラシなどで軽く床の表面をこすり洗いし、最後にぬるま湯で十分に洗い流しましょう。

クエン酸+重曹の発泡洗浄は、排水口のぬめり取りにも効果があります。

また、クエン酸の変わりにお酢を使うことも可能です。

ただし、使えるのはクエン酸、もしくは酢、そして重曹の3つだけにしてください。

別の洗剤が残っている場合には、この限りではありませんから、絶対に他の洗剤は併用してはいけません!

また、お風呂場に大理石や銅、鉄(ステンレスは除く)といった素材がある場合も、重曹、クエン酸などは使用してはいけません。

お風呂場は、毎日数分の掃除で清潔を保つことができる!

お風呂場の床を綺麗にできたなら、今度はその状態を出来るだけ長持ちさせたいものですね。

そのためには、日頃から掃除を行うこと、そして重曹、クエン酸、それぞれの溶液を掃除に使い、汚れを溜めないようにするのが一番確実だと言えます。

お風呂が終わったら、湯船からお湯を抜き、スプレー容器に入れておいた重曹水を、汚れた場所に吹きかけ、汚れを落とします。

そしてお風呂場全体にくまなく”冷水”をかけ、残った溶液をすべて流しましょう。

何故冷水?と思った人もいるでしょうが、冷水をかけて、お風呂場全体の熱を冷ますことで、カビの発生を食い止めることが出来るからです。

そして、ワイパーで壁、床などの水気を切ったら、必ず換気をする。

これで、お風呂場の掃除は終わりです。

クエン酸を使った水垢・石鹸カス落としは、水気さえ残っていなければ発生しにくいものですから、時間に余裕がある場合に行うといいでしょう。

一日の最後にお風呂掃除なんて面倒だ!――と感じますか?

しかし、この工程を、実際に行ってみてください。ほんの数分、かかるかかからないかで、清潔なお風呂を保てるんです。

お風呂場は裸になって使う場所ですから、清潔に保ちたいもの。

ですから”ほんの数分”、この時間を有効に使い、綺麗なお風呂に入りましょう!

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