お掃除まにあ

トイレに黒ずみ汚れが! こびりついた”さぼったリング”の掃除法!

2017.4.7

ちょっと掃除をサボっただけで、すぐに現れるトイレの黒ずみ――いわゆる”さぼったリング”に悩んでいませんか?

毎日掃除をすればいいこと!と分かってはいるものの、中々手が出せず、後ろめたい思いを抱えながら見なかったことにして、結果、頑固な汚れになって、擦っても落ちない状態になってしまうご家庭も…。

こんな、こびりついてしまった黒ずみ、どうやって掃除すればいいのでしょうか?

掃除をさぼったトイレに現れる黒ずみ… その正体は一体何?

何故、トイレ掃除をサボった時に、貯水面の周囲に黒ずみが現れてしまうのか。そして、そもそも黒ずみの正体は一体何なのかご存知でしょうか?

実は、あの黒ずみの正体は「カビ」なんです!

そもそも、トイレの汚れは大きく分けて3つ。

1つが、大便などがこびりつく残りカスの汚れ、2つ目がアンモニア成分による汚れ(尿石の付着)、そして3つ目が、このさぼったリングなどに代表されるカビ・微生物(+ホコリなどの細かなもの)が原因の汚れです。

トイレには、カビや微生物が繁殖しやすい環境が整っています。

まず、豊富に水があります。そして、繁殖するために重要な栄養素――つまり便などの汚れも豊富です。例えそれが、人間の目に見えないレベルの大きさでも、カビ・雑菌には十分な量です。

そして、特に男性の一人暮らしのように、トイレの使用頻度が”低く”、かつトイレ掃除をこまめにしないような状態が続くと、カビにとっては好都合、一気に繁殖し、トイレにこびりついてしまうのです。

トイレの使用・掃除頻度が低いほど、黒ずみ汚れが発生するワケ

ここで、使用頻度の高いトイレのほうが、汚れがつくのでは?と思う人がいるかもしれません。

勿論、カス汚れ、アンモニア成分の汚れに関しては、使う頻度が高いほどトイレを汚すものです。

ただ、黒ずみに関しては逆です。

トイレの表面に取り付いた、カビや微生物、それにホコリといったものは、本来、使用後に流す勢いのある水流によって、大部分が流れていきます。

つまり、水流を流す頻度が低ければ低いほど、菌が繁殖し、目に見えないほどのホコリや水垢と重なり合うことで層をつくり、水流や軽い掃除では流せない、頑固な黒ずみ汚れになってしまう、という仕組みなんですね。

トイレの黒ずみ汚れは、決してさぼったリングだけではありません。

特にフチ裏があるタイプの便器は要注意。

フチ裏は普段目に見えない部分であり、加えてそのフチの形状からトイレブラシが届きづらいため、こまめに掃除していたつもりでも、気付いた時には黒ずみ汚れと尿石が組み合わさり、非常に除去しづらい汚れになっている可能性が高いのです。

トイレの黒ずみ汚れ、初期のうちなら簡単な掃除で撃退可能!

もし、トイレの貯水面に黒ずみリングが出来てしまった場合、どのように掃除をすればいいのかを見てみましょう。

まだ貯水面にうっすらとした薄い汚れがついている初期の場合には、”塩素系”のトイレ用洗剤で洗うことで解消されます。

商品名で言うと、ドメストといったものになります。

こうしたものをトイレに回しかけ、10分ほど置いてからトイレブラシで軽くこするだけで、黒ずみ汚れは除去できるでしょう。

問題は、この方法では取れないほど、しっかりこびりついてしまっている場合です。

そんな時に試していただきたいのが、以下の方法です。

湿布法

  1. まず貯水面から水を少し抜き、黒ずみの出来ている部分を露出させる。
  2. 汚れの部分に洗剤をかけ、その上からトイレットペーパーでぴったりと覆う
  3. 30分ほどそのまま放置し、湿布に使ったペーパーを取り除いたら、トイレブラシで軽く磨く

※トイレットペーパーを一度に大量に流すと、トイレ詰まりを起こす可能性があります

業務用洗剤を使う

トイレの黒ずみ汚れに特化した、業務用洗剤を使う(バイオボウル・NBAC等)

ネットの通販サイトでも取り扱いがあるため、入手もしやすい

進行してしまった黒ずみ汚れ、どうやれば除去できる?

前項の方法を試しても黒ずみ汚れが除去できない場合は、他の汚れと複合した汚れになっていることが考えられます。

特に尿石と結合している場合は、塩素系のトイレ洗剤では尿石は溶かせません。

こんな状態の時は、”酸性”のトイレ用洗剤を使用しましょう。

サンポール、トイレのルックなどがこれに当たります。

使い方は、塩素系の洗剤と同じ方法でかまいません。

ただ、フチ裏汚れの場合は、ただ洗剤を掛けるだけでは、汚れが溶け出す前に洗剤が垂れてしまいますから、湿布法を行ったほうがいいでしょう。

が、絶対に守らなければならない注意点があります。

それは、塩素系洗剤と酸性洗剤を、決して混ぜてはいけないという点です。

これらが混ざると、人体にとって非常に有害なガスが発生しますから、この2つの洗剤は絶対に連続して使ってはいけません。

先に使った洗剤をすべて流しきった後、1日ほど間隔をあけて他の洗剤を使いましょう。

トイレブラシにも前の洗剤が残らないよう、しっかりすすいでおいてください。

黒ずみ汚れのない、綺麗なトイレを保つには…

トイレの黒ずみ汚れの除去に、キッチンハイターを使う、カビ取り用洗剤を使うといった方法もありますが、トイレの材質によっては使用が禁止されているものもありますから、確認・注意をする必要があります。

こびりつきが激しい場合、細かなサンドペーパーなどで擦り落とす方法もありますが、これは便器自体を傷つけますから、本当に最終手段だと考えたほうが良いでしょう。

目に見える部分は綺麗でも、フチ裏に黒ずみ汚れがついているような場合は、使用しているトイレブラシが、その便器の形に合っていないのがそもそもの原因です。

トイレブラシの見直しをするのも忘れずに。

トイレに黒ずみ汚れを付けないためには、やはりこまめに掃除することが重要になります。

しかし、忙しい人にとって、毎日トイレ掃除に時間を取られるのは、中々難しいことですね。

そんな時は、手洗い部がついているトイレなら、タンク上に置く洗浄剤をセットする、手洗い部がなければ、便器の表面に貼り付けるタイプの洗浄剤を使うのもいいでしょう。

汚れたトイレを見ないふりでやり過ごすより、綺麗なトイレで気持ちよく用を足したいもの。

黒ずみ汚れを撃退し、さわやかなトイレタイムを過ごせるようにしましょうね!

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